写真豊富な、のぶなが山行記
■ コース=西穂高口 → 西穂高山荘(泊) → 西穂独標 → ピラミッドピーク →
→ 西穂高岳 → 赤岩岳 → 西穂高岳 → ピラミッドピーク →
→ 西穂独標 → 西穂高山荘 → 西穂高口
01年 7月28日〜29日 天候=晴れ
■ 所要時間=1日目、西穂高口発 3:50 → 西穂高山荘4:50(泊) 計 1時間
2日目、西穂高山荘発3:55 → 5:20西穂独標5:43 → 6:13ピラミッドピーク →
→ 7:17西穂高岳7:30 → 8:09赤岩岳9:05 → 9:50西穂高岳10:06 →
→ 10:53ピラミッドピーク → 11:20西穂独標 → 12:29西穂高山荘12:42 → 1:34西穂高口
計 7時間38分
2日分合計 8時間38分
≪標高差 753m≫ 標高差は意外とある。
主な標高≪西穂高岳2909m≫≪西穂独標2701m≫≪西穂高山荘2385m≫≪西穂高口2156m≫
■ 当日、新大阪9:04分発のひかりで、名古屋経由高山着12:52。 新穂高着15:03
■ 西穂高山荘は、布団1枚に2人と表示があったが、布団6枚に7人だったので、8時頃から珍しく熟睡。
この山荘は、的確に注意書きがあり、全てのアルバイトの対応も丁寧、
スリッパの数も多く、トイレ、乾燥室、靴置き場と設備も良く、快適に過ごせる。
食事は、いつも高山で駅弁とおにぎりを買って、夕食、朝食、昼食とするので、ここの食事は知らない。
朝起きて直ぐに出発、当然真っ暗闇の中、ヘッドライトを点けての登り。 星が輝いていたので快晴だ!
30分程で周りが見えるようになる。 朝焼けは、意外にも穂高の方向からだ、東より大分北向きになる。
■ 99-7-23,24,25 に西穂〜ジャンダルム〜奥穂高岳 縦走しております。 間ノ岳、天狗岳、ジャンダルムはそちらをご覧ください。
前日撮った小屋前からの 丸山への登り |
4:50景色の色が見えてくる。ピラミッドピーク、独標 |
ハイ松の後、ごろ石悪路が続き、やっと独標が真近に |
独標山頂には既に多数の人影。奥穂までなら当然 |
4:51の静寂の光景。乗鞍、焼岳、丸山 肌寒さと共に、精神が引き締まる。 無垢、邪念無し |
1時間後。独標を過ぎて、這い上がる雲の静なる勢い 大きな自然の力。 理通り動き、繰り返される自然 |
||
独標山頂、背後は笠ヶ岳 |
大賑わいの独標山頂 |
三脚担いで片手は危険 |
ピラミッドピーク、西穂 |
←独標の急な下り、ここから少し険しくなる。 → 一度下って直ぐに登り直し。 大小13ピークのUpDownの始まりだ。 |
岳沢を見る。 深い! |
||
振り返って見る独標、 こちらからだと意外に平凡 |
30分ほどでピラミッドピーク 独標より遥かに高い |
高いのが西穂高岳山頂 Up Down がまだまだ続く |
|
西穂高岳山頂 |
Aが槍、B涸沢岳 |
||
← A=独標、B=ピラミッドピーク C=焼岳、D=乗鞍岳 西穂高岳山頂からの下り → |
西穂高岳山頂までが一般コース。 ここから先は奥穂まで行く人 でも、ここからが急にスリリングな世界に入る。 赤岩岳、間ノ岳まで往復するのは、往復3時間弱。そんなに危険ではない。 間ノ岳山頂の下り〜天狗岳、ジャンダルムとなると、少し覚悟がいるが、、 A=赤岩岳、B=間ノ岳。 Aまで40分、AB間も40分かかる。 C=ジャンダルム、D=奥穂の頭、E=涸沢岳 |
↑西穂高から赤岩岳への下り 大きなピークを一つ越える |
|
↓ 長い垂直の鎖 小石の落石があるので、1人づつ 前回はここで順番待ちが永かった |
||
赤岩岳山頂で約1時間のんびりと |
A=西穂高山頂、B=は別ピーク |
←のC地点の望遠画像→ 3人が下っている スケールはでかいのだ |
赤岩岳から見た間ノ岳のコース 所要時間40分 |
間ノ岳山頂の望遠画像 崩れた小岩ばかりだ |
ジャンダルムの望遠画像。 こぶ尾根の頭と重なって見える |
↓は左図のA点の望遠画像 3人の登山者。崩れ落ちれば数百メートルの滑落となる。 |
↓ いわひばり、私の目の前で賑やかにさえずり、ピントが合わなくなるまで近づいてくる |
|
≪笠ヶ岳≫の全景。 登山とは精神を明るく健全にする |
↑ 存在感のある黒部五郎岳 |
|
↓ 槍ヶ岳から大喰、中岳 | ||
← ≪西穂高岳山頂≫ 赤岩岳との間のピークから この姿を見る為に、西穂高岳山頂より、こちらに来たって損は無い。 と言うよりも、この姿を見ずして 『西穂を見た』 と言うなかれ! |
||
↑ 焼岳の火口までぽっかりと 西穂高岳山頂より、 ← 乗鞍、焼岳 独標、ピラミッドピーク |
天候に恵まれ、快適な山行であった。 ありふれた西穂のコースも一歩奥へ行くと、雑踏から離れ、優雅な山行に変身する。のぶながTOPへ 掲示板に参加して、感動の共有と増幅を! ≪我が登山歴へ≫
下りのロープウェイは、ほぼピストン運転で、待ち時間無く下山。 新穂高の無料温泉で汗を流し、気持ち良く帰宅。 それでも夜10時前。 アルプスはやはり遠い。
■ 99-7-23,24,25 に西穂〜ジャンダルム〜奥穂高岳 縦走しております。 間ノ岳、天狗岳、ジャンダルムはそちらをご覧ください。
■ ≪私の山登り観≫
『高い山に登れば地球が見えてくる』 ≪何億年の地球の営みが見えてくる、そこに居る小さな人間が見えてくる。 ホンの一瞬に生きる小さな人間、さあ!どう生きようか?≫ 単独登山はスポーツではない、人生哲学的行動である。