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≪  思い出の欧米旅行 : 1996年05月 ニューヨーク 編  ≫


1996/05/02 〜 1996/05/07

音楽会、美術館巡りの芸術三昧

2016/08/11 作成





6日間の旅行だが、、正味は 3日間の観光しかない。 もったいない限りである。
現役で仕事をしている年代なので、、ゴールデンウィーク内に限定される。



1996/05/02
(木)
関西空港 16:55 → ロスアンジェルス 11:20
ロスアンジェルス 14:15 → ニューヨーク 22:30
1996/05/03

小雨

(金)
グランド・セントラル駅
国連
クライスラー・ビル
ウォール街、トリニティ教会
ワールドセンター
タイムズ・スクエア

   11:00 エイブリーフィッシャーホールで ニューヨークフィル
   20:00 カーネギーホールで 五嶋みどり
    
1996/05/04

曇り

(土)
セントラルパーク
メトロポリタン美術館
フリック・コレクション
セント・パトリック教会
ロックフェラーセンター
タイムズ・スクエア

   20:00 メトロポリタン・オペラハウス で バレエ
        Twyla Tharp 振付の American Ballet Theater
1996/05/05

晴れ
(日)
チャイナタウン
リトル・イタリア
ソーホー
ワシントン・スクエア
エンパイア・ステート・ビルディング展望

   15:00 ガーシュイン劇場で ミュージカル SHOW BOAT
1996/05/06

(月)
ニューヨーク 07:00 → ロスアンジェルス 9:46
ロスアンジェルス 11:15 → 関西空港 翌 15:20
1996/05/07
(火)
 → 関西空港 15:20 着



クラシックの音楽会は、、フライトとホテル予約と同時に、HISに依頼しておいた。
定価の 2倍の請求額だったが、、今の様にインターネットがない時代である。


★  リンカーン・センター
エイブリー・フィッシャー・ホール

パーヴォ・ベルグルント指揮
ニューヨーク・フィル
ピアノ: イェフィム・ブロンフマン

シューベルト 交響曲4番
プロコフィエフ ピアノ協奏曲 2番
シベリウス 交響曲5番

演奏前のニューヨーク・フィルは、、
締まりがない雰囲気だったので、、バーンシュタイン時代より
落ちぶれたのかと思っていたが、、演奏を始めると、、
驚きの  一流ぶり、、、緊張感ある音を出す!!

ブロンフマンの迫力は凄い!



★ カーネギー・ホール

五嶋みどり and Robert McDonald

モーツァルト
シューベルト
ブラームス

地味な音楽会だが、、Sold Out である。
聴衆の緊迫度はとても高い。





★  リンカーン・センター
メトロポリタン・オペラハウス

Twyla Tharp 振付の American Ballet Theater

4月にオペラシーズンが終了しており、
バレエしか公演がなかった。

メトロポリタン・オペラハウスで鑑賞したと言う体験
だけで 満足しなければならない。

SHOP で ロッシーニのTシャツ etc 記念品買い捲り。

聴衆の緊迫度は、、極度に高い。

エリートの社交場なのだから、、ドレスUPで競い合い。
旅行者でも ダークスーツは最低限必要だろう。




★ ガーシュイン劇場

ミュージカル ”Show Boat

当日、早めに当日券を購入、、、


ミュージカルは初体験だ。
服装は気楽なもので良いが、、
ミュージカル自体が悪くはないのだが、、
一度の経験で充分だろう。
余程の暇つぶしなら良いが、、、、、




☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 


★ メトロポリタン美術館






Pietro Bernini と G.L.Bernini の親子の彫刻が在った。



Canova の Naiade ニンフ は、

私の CANOVA本 のメト所蔵の写真では
竪琴を持ったキューピットが付属している。

取っちゃったの ?


Canova の ” キューピッドとプシケ ” は ルーブル美術館でも見た。
私の持っているCANOVA本は、全て ルーブル蔵 となっている、、
メト の キューピッドとプシケ は レプリカ ?
それとも 2体以上あるのか ?

彫刻作品が、、予想外に魅力的だ。



↓  ルノアールの ” ピアノを弾く姉妹 ” も オルセー美術館で見た。  ↓
画集のと比べてみると、、微妙に違いがある。
レプリカではなく、、書き直したものだろう、、

カバネル の ” ヴィーナスの誕生 ” も オルセーで見た。
同じ絵を 何枚も描く、、、あるいは 描き直す というのは珍しくない。

ギュスターブ・モロー の ”オイディプスとスフィンクス”   パリのモロー美術館でも見たような気がする。

ウフィツィ美術館やヴァチカン美術館の様に歴史的なものではなく、近世主体の収集ならば、
同じ絵が複数あるのも良くあることなのだろう。

コレクションの量は、、とても魅力のある美術館である。
ワシントンにある ラファエロのマドンナ が
ここにあれば、、圧倒的な目玉 になるのに、、
それだけが 残念でならない。



↓ 少し離れた所で見つけた CARONI EMANUELE の彫刻 ↓


とても魅力的だ。

「 美術館は知っている物を見に行く所ではなく、
知らなかった美しい物を発見する所である。 」

嬉しい発見である。

1826年生まれのイタリア人のようだ。


メトtロポリタン美術館は、、ミュージアムショップが充実している。

彫刻のレプリカを大量に購入、、、
ただし、、イタリアのレプリカは、、大理石粉の多い練り物で重量感があるが、、
メトのレプリカは、、合成樹脂の率が多いのでやや軽いのだ。  その分、、明らかに型物だ。

帰国時、、税関の X線検査に引っかかり、、カバンを開けて、、包装を破って、、と一苦労。
その後も、、通販の案内が未だに来る。  度々通販でレプリカを購入したが、、送料込みで 数万円で済む。








★ フィリップ・コレクション

鉄鋼王の個人コレクション

ミニミニ・オルセーの印象


写真撮影禁止なので、、
内部の写真は無し、、、


ブーシェ や フラゴナール が魅力的、、

↓  手持ちの画集から 画像を転載  ↓

ブーシェの部屋












フラゴナール

フェルメール が 3点も収蔵
ルノアール 




芸術鑑賞の時間は、、早朝から歩き回った。

写真も多数取ったが、、今更、掲載するに値しない。

エンパイア・ステート・ビルの86F展望階からのニューヨークの展望のみ

















TOWER RECORD 等の市内音楽・映像店で、、結構な量の レーザー・ディスク、VIDEO を購入。
ロッシーニのオペラやCD、日本では見られない映像、、、彫刻レプリカ、記念品 等など、、旅行費用に近い金額を費やししてしまった。


超特急の探訪も無事終了、、、




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