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≪   三峡、鶯歌(陶磁器の街)  ≫

三峡 = 三峡清水祖師廟、三角湧老街
鶯歌 = 台湾最大の陶磁器の産地  .


4年ぶり台北独り旅 (2)
2014/09/11 〜 2014/09/18




台湾最大の陶磁器の街・鶯歌は、今回の旅の主目的の一つだ。
台湾での鉄道体験への初挑戦を兼ねての目標であった。



鶯歌では、重たい陶磁器を買うかもしれないので、訪問は後にして、先に三峡へ行く事にする。

MTR土城線で終着駅永寧 → バス916路線で三峡老街      三峡散策

バス702路線に文化路の新興街口から乗車 → 鶯歌・鉄橋下で下車   徒歩で鶯歌の街散策

台鉄・鶯歌駅から 区間車(普通車)乗車  → 台北駅



現地を体験した後では :
鉄道(台北→鶯歌)+バス702(鶯歌→三峡)で往復するのも可能だ。
鶯歌←→三峡 の桃園客運バス路線は、1時間に1便以下なので当てにしないで、702便の方が良い。



↓  永寧からのバス916路線は、高速道路から三峡の街に入ってから、北に大回りしてから三峡老街・文化路へ廻る。  ↓
赤い軌跡が、往路のバス路線
Garmin GPS の三峡老街をルート登録していたので下車場所を迷わなかったが、
これがなく、知らない街をぐるぐる廻られれば不安になる事間違いなしだ。


今回の立案では、、Google MAP が詳細で、バス停の位置に加えて、停車路線番号まで表示されるので大いに役に立った。
今までは、、停留所を探すのに苦労したものである。




■    三峡   ■



三峡老街で下車し、賑やかな民生街を三峡清水祖師廟まで、、
長福橋で三峡渓を眺め、三角湧老街を往復する。
公衆トイレが見当たらないので、三峡公有市場を利用。
文化路に出て、702路線で鶯歌に向かう。






MTR永寧駅4番出口から、916路線バスに乗る。 2段区間なので、先ず上車収表。  直ぐに高速道路走行となる。 

↓  高速道路からは、穏やかな山並みを背景に、、高層マンション群が立ち並ぶ。  高速を降りると、混雑する三峡の街。 ↓




バスは三峡の街を北に大きく回り、台北大学周辺に停車しながら、目標の旧市街に近づく。
↓ GPSに登録しているので、間違いなく三峡老街で下車。 下車収票で Easy Card を再びタッチ。 ↓

民生街を清水祖師廟に歩く。
金曜日の午前10時、、民生街の両サイドの市場的な店舗は賑わっている。
地図やGoogleEarthだけでなく、Street View で確認していたので、既知の光景だ。



Street View のお蔭で戸惑う事はないが、、初めて訪れる光景への驚きや感動がないので、、旅の楽しみが大いに減じられた事は間違いない。



↓  野菜の苗販売の専門店、、家庭菜園で新鮮な野菜への欲求、、日本と変らない余裕の生活レベル  ↓

↓ 魚は、、太刀魚、鯛、、と淡水魚でなく海の魚ばかり、、果物も豊富、、、和平街との角に三峡公有市場 ↓




中山路との角に 福安宮 小さいが華麗な装飾屋根




民生街が三角湧老街に変る所で
南に、長福街が延び、、清水祖師廟が、、





■  ■  清水祖師廟  ■  ■

宋時代の清水祖師を祀る。  創建は、18世紀の清代だが、現在の建物は20世紀に再建されたもの。





屋根の装飾は華麗




入口の彫刻







本殿




左は鼓楼、本殿(本宮)、右は鐘楼





                                                   鼓楼1階部分  ↓
↓ 鐘楼1階部分                                                    
左右に4大金剛像が守っている。

4大金剛像は、、、今回の旅行の最大の動機である4大金剛像彫刻の購入に早速関連する。
持物が、、龍、傘、剣、琵琶 の4大金剛像、、別頁を作成する。



色彩豊かな屋根、、、
( だが、、広州や北京で豪華な見聞をしているので、感動は薄い。 )





清水祖師、、、




2階の、鼓楼、鐘楼に登れる。




これだけなので、、規模は大きくない、、、まとまって充実しているとは言える。






三峡渓に架かる長福橋




この コーンソフトが充実した美味さだ。  95元と高いが十分に値打ちがある。  特にコーンが特筆ものだ。






■  ■    三角湧老街    ■  ■

大正時代のレンガ造りの土産物屋街


金曜日午前11時前 なのだが、、観光客は殆ど見当たらない。
興隆宮  庶民レベルの華麗さだ



民芸品、お茶 etc とありふれた観光街だが、チョッと高級な陶磁器などの店舗も点在する。

「 おッ ! 」 と色めき立ったのが、、台華窯 ( 臺華窯 ) の店舗 ↑


金剛像の陳列だ !

今回の台湾旅行の最大のの動機となた、、4大金剛像の石彫刻である。
4年前に、空港で何気なしに2体だけ購入して、全部揃えたいと熱望していたものだ。

市内では何処で売っているか判らなかったが、龍山寺の仏具屋街辺りを探そうと予定していたが、
訪台早々に、、予想外の場所で遭遇して、、嬉し嬉しの上機嫌!


欲しいものは店内にある。

期待以上の種類が展示されている。




最も驚いたのが、、水月観音像 である。
日本では珍しい水月観音像は、、鎌倉周辺でのみ流行し、
今春に、奈良まで 鎌倉仏像展を見に行ったばかりである。



早速購入するが、、、まだ価格の相場が判らない、、
龍山寺界隈を探索してからだ。
此処しかなければ、、もう一度訪れれば良い、、と
ときめきの 水月観音のみ購入する。

後日に判明した事だが、、、
台華窯 ( 臺華窯 )  が、製造元であり、
鶯歌、空港の免税店にも店舗を展開している老舗なのだ。


心浮き浮きと、、先に進む。


中国ではアチコチにあった 公衆トイレやゴミ箱が、、ここでは見当たらない。

↓ 公有市場ならあるだろうと、、市場へ、、↓




公有市場の後は、、
鶯歌へのバス停のある、文化路へ
和平街を北上する。


賑やかさは変らない。




東西に走る文化路。  東に進みバス停をさがす。




新興街口で 702路線のバス停を見つける。
鶯歌 (國慶街) のメモを運転手に見せ、確認するが、
一瞬、運転手は迷った様子、、、
結果的には、、往路は國慶街を通らずに、鉄橋下で下車するのだ。
逆路は、、鉄橋下は通らずに、、南鶯集会所・國慶街を通る。

鉄橋下で 運転手に下車を支持されるまでもなく、GPSの位置で、下車時を判断した。



「地球の歩き方」 の情報では、
桃園客運バスでも、鶯歌〜三峡は行けるとあるが、

昼間は、、2時簡に 1便しかないので、当てにはできない。







■  ■   鶯歌    ■  ■


大漢渓に架かる三鴬大橋を渡り鶯歌に、、、






三鴬大橋から見る謳歌の街








702路線のバスは、往路と復路では、、謳歌の通過する道が違う。 鶯歌の鉄道駅には寄らない。


台北行きは、中正一路の停留所は鉄橋下で、
三峡行きは、南鴬集会所、國慶街の停留所。




中正一路の停留所は鉄橋下




停留所鉄橋下から、建国路を西へ、
國慶街で南に折れる。



國慶街の鉄橋前を右に曲がると陶磁器街方面だ。  この場所では陶磁器街らしい雰囲気はない。





100m強、西へ進むと、、高層ビルの1階2階に老街商場がある、、ここは帰りに寄る。
もう少し進むと、、尖山埔路と重慶街の分岐、、共に陶磁器街だ。



重慶街を歩く。




↓   台華窯 ( 臺華窯 ) の店舗もある。   ↓



重慶街は、、高級店もあるが、、、ありふれた茶器や花瓶に雑器の店が多いようだ。


台湾最大の陶器の産地にしては、期待はずれな印象で、心動く物は見当たらない。

ゴミ箱も公衆トイレもなく、、端の育英街にぶつかる。

育英街には大きな駐車場




育英街を南の尖山埔路方向へ向かう。 →



育英街には、陶磁器店舗は少なく、、気楽な食堂やコンビニ、、、公衆トイレもあった。






尖山埔路に出て、、駅の方向へブラブラ、、、、
こちらの通りは、、高級な店舗が目立つ。
でも、、それなりに高価だ。
  ←  天目茶碗





こちらにも 台華窯 ( 臺華窯 ) の店舗

ここが一番高級そうだ。

私期待の 仏像彫刻がずらり、、、

しかし、、比較的大きなものが多くて、、高すぎる。

値段交渉もする気になれない。





尖山埔路の出口でやっとゴミ箱、、、




老街商場、、、店舗は2フロア




魅力的なものが多数展示、、、、私には縁がなさそうだ、、、




國慶街、建国路と、、コンビニに寄りながら、鉄道駅鶯歌へ、、、

途中、、、露店で、ソーラン節を中国語で歌う音源を大きくならしていた。
桜花姉妹の日本の歌CDが3枚組で 350元、、早速購入する。
日本の演歌や民謡も、中国語で聴くと、、心地良い。



↑    鶯歌鉄道駅の北口 (南口もある)  ↑

普通車は、1時間に3本程あり、気楽に利用できそうだ。。


構内は、、全く日本と同じで、、自動販売機、コンビニ、、パン屋、、
Easy Card をタッチして入場する。

中国と違い、、日本の鉄道と全く同じなので、、安心だ。  ( 台湾鉄道の初体験である。 )



↓   三峡方面   ↓





↓   淡水河の上流の大漢渓を渡る  ↓

まもなく 列車は地価にもぐり、、、台北駅へ、、、




65歳以上の優待Easy Cardで、、運賃は 14元 ( 普通は31元 )
優待Easy Card だと、、2割り引きのMRT より 半額の鉄道の方が遙かに安あがりだ。

台北独り歩きの1日目は、、予想外の収穫を得て、、無事に終了、、、
明日は、、鉄道で 基隆 → 九分 だ。







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