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≪  ミンマン帝廟 (フエ)  ≫

Minh Mang Mausoleum
ベトナム最後の王朝である阮朝(1802〜1945)の都フエ
2代目帝ミンマンの廟

ベトナム中部 (5)
2014/04/06 〜 2014/04/11


 


■ 阮朝 (1802〜1945) 建国当初からフランスの協力・影響下にあった。
 2代 1819-1840 明命帝 ミンマン Minh Mang
 4代 1847-1883 嗣徳帝トゥドゥク Tu Duc
12代 1916-1925 啓定帝 カイディン Khai Dinh

最後の13代目=1925-1945 保大帝 バオダイ









阮朝2代目のミンマン帝の廟は、町の中心部からは、14km程南西に位置する。
トゥドゥク 帝廟やカイディン帝廟よりは遠方なので観光客は少ない。


朝7時にホテル前のタクシーと交渉。   往復 25US$ との事。   結果的にメーターどおりの金額で、良心的な運転手であった。  完了後にチップ込で 30$ 渡す。
↓ ダンナムザオ手前にあった寺院だが、、名前は確認できない。 ↓
↓  ミンマン帝廟南側面の駐車場  ↓


↓  ミンマン帝廟南側面の駐車場= P1  ↓

正面の P2 にも駐車場はあったのだが、土産物屋の多いP2でリベートでも貰えるのかも知れない。




南の駐車場から正面まではちょっと歩かねばならない。



↓  7:30には、正門の左の 右紅門は閉まっており、正門右の 左紅門 のみ開門、、入場料8万ドン。  ↓
帰りの8:30には、正門の左の 右紅門も開門していた。






正門右の 左紅門 から入り、大きな池に掛かる橋を中央広場にでる。




正門内側の広大な石畳の広場。  正面の建物には、ミンマン帝の功績の石碑。   (第1番目の建物)



整然とした佇まいは、格式の高さを感じさせられる。
午後に訪れたトゥドゥク帝廟やカイディン帝廟より遥かに品格がある。




ミンマン帝の功績を讃える石碑  ↓





石碑のある建物の背後から見える 第2番目の建物=顕徳門




石畳4段の広場を通って、第2番目の建物=顕徳門





3つの門がある 顕徳門 、、、中央は閉まっている。



華やかではあるが、派手ではない。  朱 と 金、、、
素晴らしい !!







顕徳門をくぐり抜けると 第3番目の建物= 崇恩殿 が見える。


<広い石畳、、、建物> の 整然とした繰り返し は心地良い。







崇恩殿 は、 皇帝と皇后の位牌が安置されている。






背後から見た崇恩殿 →



第3番目の建物 崇恩殿 の奥は、、背後の庭と裏門




裏門の奥には、、またもや 建物が、、、第4番目だ。





今度は、石畳の庭の代わりに池である。  3本の橋が架かっている。  そして第4番目の建物に登る。




第4番目の建物 は高度がある。   正門からの構成を考えた人は只者ではない。




3本の橋に仕切られた池は、きりっとした四角。
直線の組合わせに 半月のトンネル、、、
素晴らしいデザインである。

橋桁の模様も独特だ。




第4番目の建物 = 明楼


朱色 & 金色


内部には、テーブル一つ、、装飾や調度品はない。













第4番目の建物 明楼 から、、やっと 古墳のような墳墓に至る。





墳墓 には、三日月型の池を渡る。




今までに無いデザインの3連門。  柱は豪華に彫刻されている。




正門からここに至るまでの素晴らしきデザイン性、、
それぞれが品格に富み、繰り返す毎に変化をつけている。



最終の墳墓


早朝とは言え、、観光客の殆ど居ない素晴らしき空間体験を堪能して、、引き返す。





逆光の明楼






顕徳門 にも 別れを告げる。

ミンマン帝廟、、、予期せぬ素晴らしき才覚の歴史遺産に出会えた。




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