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≪ ラーナクプル、2度目のアーディナータ寺院 ≫

Adinatha Jain Temple
1439年 建築家デパーカ設計
インド最高の建築


4度目のインド旅行 and 初めてのインド一人歩き (15)

2013-03-04 〜 2013-03-23

  


ジャイナ教は無神の宗教で、 Vardhamana を開祖とし 紀元前の仏教と同じ時期に成立。
開祖の前には、23人の祖師(ティールタンァラ)がいたとされ、、神ではなく祖師を祀る。

ラーナクプルのアーディナータ寺院は、、初代ティールタンァラのアーディナータに献じられた寺院。

ジャイナ教の寺院は、ティールタンァラが、教えを説く場という発想なので、、
この寺院は、四方に聖室があり、ティールタンァラが祀られており、聖室を中心として四方に大空間が配置されている。






ウダイプルからチャーターしたタクシーで、ナーグダーのサースバフー寺院 → クンバルガル城砦 → ラーナクプル



U= ウダイプル
標高: 589m

N= ナーグダー NAGDA
標高: 671m

K= クンバルガル KUMBHALGARH
標高: 1095m

A= アーディナータ寺院 ADINATHA
標高: 465m


r = Bhanpura村
標高: 980m

i = ISWAL
標高: 725m

k = KHAKHRI
標高: 843m



Sayra → Bhanpura → Kumbhalgarh が 田舎道 162号線。
Sayra → Adinatha → Sadri が 32号線 だと思うのだが、、、
地図の記載は明確ではなかった。



クンバルガルからは田舎道で、、人家が集中していたのは、Bhanpura 近辺で2箇所のみ。 ↓
google Map では バスのマークがあるので、ローカルバスが通るらしい。







Bhanpura




Bhanpura の三叉路。



複数のガイドブックには、、「 麓のラーナクプルまでバスで行く 」 と記載されているのだが、、
Bhanpuraは、標高: 980m  で、 アーディナータ寺院の 標高: 465m なので、、麓ではない。
北の Sadri の町が 標高:360m なので 麓とは言えるのだが、、ラーナクプルという地名ではない。

ウダイプルからバスで 3〜4時間 とは、、いったい何処を通り、何処で停まるのか、、全く確認が取れない。



Sayra → Adinatha → Sadri  の 32号線に出て、、東は谷底の山道を Sadri に向かって下っていく。
帰路は、、この道を真っ直ぐに Sadri に向かう。 (2011/12 にも通った道である。)






アーディナータ寺院到着 13:26




2度目の訪問なので、撮影した写真は同じようなものとなる。
アーディナータ寺院の説明は、、前回の訪問記を参照で済まし、

2011/12 初めてのアーディナータ寺院訪問記へ


今回は、、詳細を検証する為の写真掲載とする。
東西南北の構造が同じで、、彫刻の細部が若干相違しているだけなので、
細かに比較しないので、、どの位置なのかが判らなくなってしまう。

結果的には、、、同じようなダラダラしたものになってしまったが、、
壮麗、壮大、超繊細 な寺院を明確に把握するには、、素人には無理だったのだ。



☆  西から入った正面の 高堂

↓  高堂  →  会堂  → 聖堂  ↓




高堂のドーム


↑  天井ドームには  アプサラ、、演奏家、、の彫像 ↑




聖堂のご本尊  (前回は撮影禁止だったが、、今回は Free だった。)





j寺院の周囲は、、小祠堂が連続的に配置され、各祠堂の上にはシカラが連続している。




周辺の小祠堂内部





寺院の4角の 中祠堂は、、2面堂




中祠堂









北面に移動する。





中間の ドーム天井





中心部だけは繊細だが、、中間部は彫刻する平面に余裕が残っている。






☆  北面の高堂


















高異常は、彫る場所が無いという極限まで彫られている。










無神の宗教なので、神像と表現するのは不適切かもしれないが、、
柱には、  インド特有の神像(神官? アプサラ?)、、動物、模様、、、






↓ 北面の外面、、テラスの内側 ↓

右に見える扉が上階への階段か?? 未確認









テラスから見た北方向







東へ移動











中庭から 中央祠堂のシカラを見上げる。





中央聖堂





☆ 東面の高堂

























東のテラスから








中央祠堂のシカラ、、、右のテラス内に階段が見える。





方向を変えて、、、




南面へ移動






















☆  南面の高堂






















最初の西面に戻る。



↑  正面は、、聖室



西のテラスから




南西方向に見える 寺院。 Surya narayana Temple ではないようだ。





西北に見える  パールシュヴァナータ寺院





☆  西面












西面の高堂から




聖堂横の彫像、、ここだけ装飾されている。






会堂のドーム天井

ドームには、、演奏家、、アプサラ



赤い石材が用いられている。














西の高堂





14:12  寺院内滞在40分と意外に短時間。





前回は、訪問しなかった パールシュヴァナータ寺院  15世紀
Parshvanatha Jain Temple

23代ティールタンカラのパールシュヴァナータに献じられた。


数mの高さの基壇の上に建てられている。



背後からの聖堂部+シカラ





聖室正面と内部ご本尊





パールシュヴァナータ寺院の基壇から アーディナータ寺院を見る。





側面の横壁と基部には、、隙間無く彫像が彫られている。
15世紀ではあるが、、、インド特有の彫像が、、、、










神像、アプサラに混じり、、インド特有のカジュラーホ調の彫像が、、、、


                                               右は、、足の衣服を脱がそうとしている?? ↑



↓  境内を出て、、帰路の自動車から撮ったのだが、、カメラの撮影モードが アートに外れていたので、特殊な写りに、、  ↓

ヒンドゥー寺院  Surya narayana Temple か、、




ウダイプルに向かう。

Sayra までは、、たまにドライブイン、農家があるだけ、、、


Sayra は比較的賑やかな交通の要所らしい。
32号線と 162号線の分岐





高速76号に出て、、もう直ぐウダイプルだ。  山の背に城壁が連なっている。



タクシーのチャーター2000ルピーと高くついたが、、ナーグダー、クンバルガル、ラーナクプルと3箇所を無事に周れたので、、充実した 1日となった。





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