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≪ カジュラーホ 東の寺院群、南の寺院群 ≫

カジュラホ(4)KHAJURAHO

インド旅行、彫刻を中心に(4)
2008/12/23〜2009/01/02

カジュラーホ(1)西の寺院群 総覧へ
カジュラーホ(2)詳細ミトゥナ像へ
カジュラーホ(3)詳細アプサラと神々へ








西群の寺院がヒンドゥ教の寺院であるのと違い、
東群の寺院は、大方がジャイナ教の寺院である。


パールシュヴァナータ寺院 Parsvanath Temple
アーディナータ寺院 Adinatha Temple
シャーンティナータ寺院 Shantinatha Temple
は一群となって一区画にある。
ジャイナ教の寺院である

入口を入ると、シャーンティナータ寺院の前
此処は、現役の礼拝の寺院で、、参拝者は多い。

小さな祠堂も数多くある。


シャーンティナータ寺院の前を通り過ぎると
パールシュヴァナータ寺院 、アーディナータ寺院がある。



☆  パールシュヴァナータ寺院   ☆
やや大きい規模である。

西群の大規模なヒンドゥ寺院よりも、早く建立され、商人達により寄進された。

左手にあるのがアーディナータ寺院


ジャイナ教の寺院なので、、ヒンドゥ教寺院のようなミトゥナ像はない。
しかし、、シカラ(高塔)アプサラ達などの彫刻群は同じようにある。

宗教が違えども、、設計や現場工事に従事する人達は、同じ集団と言う事なのだろう。



ジャイナ教の寺院は、、彫刻が繊細である。
かつて
西インドのアーブー山のジャイナ教寺院の内部の写真を見て
その彫刻の細かさに驚いた事がある。
それには及ばないが、、精細さは相通じるようだ。















西群の大規模寺院のようなバルコニーは無いが
代わりに格子状の窓が開けられている。




壁面の構成は、、、やや単純な繰り返し、、変化に乏しい。 





← このアプサラ像は、、他と違い、
ギリシャ・ローマ風ではないだろうか!
スタイル、顔の形が違う。


↓ 合体しているミトゥナ像は見当たらないが ↓
並んだ姿も穏やかだ。



↓ 植物を抱えているのだろう ↓
男性





竜との戦いであろう。
↓ 槍で股間を突き、、 ↓ 棍棒で殴りかかる、、 楯で守りながら攻撃、、↓




↓ 有名なアイラインを描くアプサラ ↓








☆ アーディナータ寺院 ☆




単堂式の単純なものだが、シカラは立派である。







入口は、、繊細の極み。

本尊は、、ティーンタンカラ(ジナ)という24人の聖人(勝者)の1人。























明り採りの為のバルコニーではないが、、、装飾としてのバルコニー




特異なポーズのアプサラ   脚を交差している ↓









☆ シャーンティナータ寺院 ☆

遺跡ではなく、新しい現役の寺院である。
シカラの構造・装飾はいたってシンプルだ。

正面が祠堂、、

ジャイナ教にも宗派があり
白衣派は白い衣をまとい、
空衣派は、、裸のまま、、→


↓ 祠堂の入口、内部に鮮やかなタイルが、、壁の腰の部分

↓ 床の部分
タイルがあまりにも魅力的だったので、、売っておれば買う心算だったが、、
何処にも見当たらなかった、、残念!



東の寺院は、、離れた所に
ガンタイ寺院 Ghantai Temple
ブマフマー寺院 Brahma Temple
ジャヴァーリー寺院 Javari Temple
があるが、、、今回は訪問できなかった。

ガイドブックより写真だけ掲載する。
ガンタイ寺院 Ghantai Temple(ジャイナ)

ガンターとは鐘の事
鐘と鎖の装飾がある。

ブマフマー寺院 Brahma Temple(ヒンドゥ)

単室型
四面にリンガが祀られている。


ジャヴァーリー寺院 Javari Temple(ヒンドゥ)

バルコニーがある。


2010/11 南の寺院群訪問 報告記へ
南群の寺院も行けなかった。 ↓→
12世紀前半に建立されたヒンドゥ教寺院

チャトルブジャ寺院 Chatrurbuja Temple


ドゥーラーデオ寺院 Duladeo Temple




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青空に映えるアンコール遺跡へ




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