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≪ チベット仏教、歓喜仏・忿怒尊 ≫合体仏、和合仏、タントラ教父母仏立像に初めて遭遇して、チベット仏教を調べる、、 2010年02月 |
↓ チベット密教の 歓喜仏、合体仏、和合仏 の数々 ↓ | |||
← 立像 坐像 ↓ |
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↑ 女尊は片足を男尊に絡ませる ↑ ↓ 男尊の姿勢は展右勢 ↓ |
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タンカ Thangka 軸装仏画 |
←↓ 歓喜仏は、、彫刻のみならず、タンカにも ↓ 70cm X 40cm この綿本仏画には、多数の歓喜仏が描かれている。 男尊女尊和合の恍惚が画面全体に、、 これは、、教義の一部ではなく 教義の重要な部分を占めているのだろう。 ラマ教に対し、淫祠邪教との印象を抱くのも無理からぬ。 |
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↓ インドのカジュラホのミトゥナ像 ↓ カジュラホのミトゥナ像詳細報告へ この類の彫像を最初に知ったのは、カジュラホである。 ここだけの超珍しいモノだと思っていた。 ヒンドゥ教寺院であるが、、一般のヒンドゥ寺院には見られない。 「男女和合の恍惚が、神との一体化に通じる」 という程度の理解しかしていないが、 彫刻としての魅力が素晴らしいのである。 ↓ そして、、インドの青空に、広々と、、アッケラカンと存在しているのが、健康的に見える。 ↓ カジュラホ西の寺院群訪問記へ ↓ チベット密教の和合仏 ↓ 彫刻として素晴しい出来栄えである。 合体女尊正面から ↑ ヘーヴァジュラ父母仏立像 28cm ↑ 男尊ヘーヴァジュラ(ヘールカ) & 女尊ナイラートミヤ ↓ カーラチャクラ父母仏立像 59.5cm ↓ カーラチャクラ & 明妃ヴィッシュヴァマー 女尊背後から見るので男尊は重なって見えていない。 ↓ 横から見る ↓ カーラチャクラ & 明妃ヴィッシュヴァマー ともに四面の顔を持つ ↓ 男尊左から 男尊右から ↓ ↓ ヤマーンタカ父母仏立像 133cm ↓
ただ、、宗教を離れて、彫刻としては魅力ではある。 というより 趣があるという意味でオモシロイ。 |
↓ ナイラートミヤー坐像 106cm ↓ ヘーヴァジュラの明妃で 無我の尊格化女尊 3眼で、髑髏の冠、髑髏の首飾り 死人の上に座している。 ↓ 忿怒相の黒いダーキニー立像 33.5cm ↓ 3眼で、髑髏の冠、髑髏の首飾り 左手で髑髏の器で血or脳みそをあおる。 踏みつけているのは、煩悩や悪の象徴する人間 聖者ナーローパの性的パートナーとして 悟りを得るのに協力。 展右勢のポーズと言いスタイルと言い、芸術性は非常に高い。 もっともお気に入りの彫像である。 ダーキニー立像を前にして、思い出したのが、、 ↓ バンコクの彫像群 ↓ ワット・スタット訪問記へ チベットの仏像を沢山見たが、、最後に、、 ↓ 十一面千手千眼観音菩薩像 77cm ↓ 派手な仏像ではあるが、、 多くの人を救う為には、 沢山の眼で見て、沢山の手が必要と ただ単純な発想なので、印象が平凡である。 発想が単純なせいか、、芸術的感性も刺激されないのか スタイルもポーズも組合せもパッションが感じられない。
↓ アユタヤのクメール式仏塔を持った仏教寺院廃墟 ↓ 訪問記へ
ここ2週間ほど、チベット仏教の資料集めや解読に時間を費やしたが、 まとまった考えには至らずに、中途半端な理解に止まってしまった。 時間が経てば直ぐに忘れてしまうのは明らかなので 中途半端な状態でも残しておけば、少しは再開に役に立つだろうと ネット上に記録しておく事にした次第である。 |
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