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≪ ゴシック大聖堂とアンコール装飾 ≫



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アンコール遺跡の主なものを一通り体験して、、一旦距離を置いてから、全体のイメージを整理してみると、、、
なんと、、かつて意識的に周遊したゴシック大聖堂の装飾に、発想が似ている事に気が付いた。

深遠なる分析はする気も能力もないのだが、、、
単なる思い付きとして忘却の彼方に放置するのは、モッタイナイ、、、と
今後の新鮮な発想のきっかけになれば良い、、と比較掲載してみた。




↑ ランス大聖堂 ↑
フランス最高の格式を誇る


↓ アミアン大聖堂 ↓
フランス最大規模を誇る





アンコール・ワット、、、、、神も仏も天に向う意識は、高い塔に象徴される。









類似点は、、、、

あらゆる空間を、繊細な彫刻で飾り埋め尽くすと言う発想である。
何もない空間は許されない。


↓ ビッシリと彫刻で埋め尽くされている。 ↓

↑ タイのクメール遺跡、ピマイ遺跡の中央祠堂塔 ↑

往時は、アンコールから一直線の軍事道路で結ばれていた。


↓ タイのクメール遺跡、ムアン・タム遺跡の中央祠堂塔 ↓





↓ ミラノ大聖堂 ↓

繊細さにおいてはアンコール遺跡の感性を遙かに引き離してはいるが、、
あらゆる空間を埋め尽くし、、天に向う意識を過剰に具現している。









↓ アミアン大聖堂 ↓




↓ アンコール・ワット東の入口 ↓



大きな正面入口に、、左右に副次的な入口

入る人の格式によって出入り口が違うと言う事か、、、



↓ ブールジュ大聖堂 (フランス) ↓

入口は5つもあり、其々に、入口の上部、側面に隙間なく彫刻で埋め尽くされている。





↓ バンテアイ・サムレ ↓
破風の彫刻



神を上座にして多数の僧が配置されている。
展開されている説話も多彩である。


↓ バンテアイ・サムレ ↓
破風の彫刻




↓ アミアン大聖堂の破風 ↓



キリストを中心にして、、弟子達、、多くの説話が彫られている。


↓ ブールジュ大聖堂の破風 ↓





↓ バンテアイ・スレイ ↓
繊細な彫の破風





↓ バンテアイ・スレイ ↓
繊細な彫の破風






↓ アミアン大聖堂 ↓
破風の拡大





↓ アミアン大聖堂 ↓
バラの窓の下の聖人達




↓ プリア・カン ↓

まぐさ石のアプサラ達



ゴシック大聖堂では、、並んで造られるのは禁欲的な聖人像が多いけれど

アンコール遺跡では、、人間味のあるデバター、アプサラ達である。


↓ プリア・カン ↓

まぐさ石のアプサラ達





↓ アミアン大聖堂の聖人達 ↓



禁欲 vs 艶やかで表情豊か

どちらが HAPPY なのか?

デバター、アプサラが遙かに好ましいのである。


↓ アンコール・ワットのデバター達 ↓





↓ アンコール・ワットのデバター達 ↓





アンコール遺跡に無くて、ゴシック大聖堂にある重要な要素は、、、


それは ステンドグラス であろう。





↑ アミアン大聖堂 ↑

↓ ブールジュ大聖堂 ↓






逆に、、

ゴシック大聖堂に無くて、アンコール遺跡にある圧倒的なものは、、、


観世音菩薩の四面仏塔である。








↓ ブールジュ大聖堂 ↓


共に 美しい建造物、、、、

其々の宗教心の種類は全く違うのは明らかだが
その威厳を保とうとする手段の発想は、、よく似ている。

クメールでは、神の建物は石造り、人の住まいは木造。
ヨーロッパの建造物は、、石造り、、、
日本の仏教の木造芸術との違いは明らかだ。


↓ アンコール・ワット東面 ↓


アンコール遺跡群は、、、人間味がある。
キリスト教や日本の仏教のように、
禁欲的でもなく、威圧的でもない。

デバター、アプサラの優雅さに満ち溢れている。



■ ゴシック大聖堂訪問記 ■

アミアン、大聖堂

『ランスへの旅』 行って来ました。 Reims 大聖堂。 さすがに随一の格式

シャルトル ( Chartres ) ノートルダム大聖堂の塔から大展望

ブールジュ、世界遺産ゴシック大聖堂

パリ、ノートルダム寺院、凱旋門

ミラノのドゥオーモの屋根から大展望






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